宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 音楽メディア
・企画盤
音楽/BGM類
○概況と解説
本盤は1979年テレビ放送された『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』(※以降、『新たなる』)のリメイク作品『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち』(※以降、『ヤマト2205』)のオリジナル・サウンドトラックアルバムで『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 後章-STASHA-』(※以降、『ヤマト2205後章』)のイベント上映公開初日、2022年2月4日にCD2枚組で発売された。オリジナル・ サウンドトラックアルバムとしては『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち オリジナル・サウンドトラック vol.02』〈LACA-9667~8〉(※以降、『「ヤマト2202」サントラ2』)以来、約3年振りとなる。
ヤマト音楽関連では、企画盤として2021年1月15日に発売された『交響組曲 宇宙戦艦ヤマト2202』〈LACA-15855〉以来の約1年振りのヤマト音楽関連の音盤となるが、『ヤマト2205』関連の音盤としては2021年11月26日に発売された『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 第1巻』Blu-ray〈BCXA-1663〉とDVD〈BCBA-5092〉のAmazon限定版特典スペシャルラジオCD『「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち」スペシャルラジオCD 前章 もう大人たちには期待しないCD。』(※以降、『「ヤマト2205」Amazonラジオ1』)に次ぐ、2枚目の音盤化となった。
『ヤマト2205』は1979年に“テレフィーチャー”(テレビ用映画)として制作された『新たなる』以降の要素を取り入れたリメイク作品となっており、徳川太助や土門竜介ら新クルーの参加、ボラー連邦と謎の黒色艦隊、ガミラス帝国との抗争などを核として『宇宙戦艦ヤマトⅢ』(※以降、『ヤマトⅢ』)までの展開を再構築されている。『ヤマト2205』の音楽担当はリメイクヤマトシリーズの第1作目『宇宙戦艦ヤマト2199』(※以降、『ヤマト2199』)から音楽を担当している宮川彬良氏。本盤ではオリジナルヤマトシリーズ『ヤマトⅢ』までの再演曲と宮川彬良氏の新曲が収録された。
本盤は『「ヤマト2202」サントラ2』に続き、Ultimte Quality CD仕様となっており、収録楽曲は全40曲という豪華なラインナップでほぼ本編使用の流れに沿った形で『ヤマト2205』の未使用楽曲も含めた楽曲が収録されている。マスタリングは『「ヤマト2202」サントラ2』に引き続き、数多くのヤマト音盤を手掛けている日本コロムビアの山下由美子氏が担当している。
『ヤマト2205』音楽の特長は『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』(※以降、『ヤマト2202』)までの楽曲と同様に『新たなる』を中心に『ヤマトⅢ』までの宮川泰氏が作・編曲された“オリジナル音楽の再録”と“オリジナルにはない新しい音楽”の2つに加え“オリジナル音源の使用”という括りがもう一つ加わっており、これまでのリメイクヤマトシリーズの中で、最も幅広くヤマトシリーズの音楽を包括したバラエティ感のあるサウンド・トラックアルバムとなっている。
アルバムのブックレット内で音響監督である吉田知弘氏は『ヤマト2205』の音楽は“『新たなる』からの再録音” “『ヤマトよ永遠に』からの再録音” “『宇宙戦艦ヤマトⅢ』からの再録音” “宮川彬良氏の新曲” “挿入歌・テレビ用オープニング” “『「宇宙戦艦ヤマト」という時代 西暦2202年の選択』用『宇宙戦艦ヤマト2199』からの再録音”の6つのグループに分けられるとコメントされているが、ここでは“オリジナル音楽の再録”と“オリジナルにはない新しい音楽”と“オリジナル音源の使用”の3つの括りに大別して印象的な楽曲を紹介したい。
まずは“オリジナル音楽の再録”から6曲。
「若き翼たち(「コスモタイガー」より)」(DISC-1 Tr.15)は『ヤマト2199』の「コスモタイガー(Wan・Dah・Bah)」に続き、二度目の再演奏曲となっている。第4話で、新クルーを乗せてヤマトがイスカンダル救出に向かう印象深いシーンに使用されている。
「未来への戦い」(DISC-1 Tr.21)は、試製次元潜航艇コスモハウンドとキャプチャー・フィールドとのドッグファイトシーンに使用された。これは『ヤマトⅢ』の「バーナード星の戦闘」の再演奏曲であり、宮川彬良氏が当時作曲した楽曲の一つである。原曲「バーナード星の戦闘」は『ヤマトⅢ』第8話「最後の開拓者」内で、ダゴン将軍がヤマトへガルマン帝国の新兵器“新反射衛星砲”の攻撃を開始するシーンにて使用されていた。
「重々しく、ヤマトが行く」(DISC-2 Tr.05)はイスカンダル星でガミラス艦隊を援護するヤマト艦隊が敵艦隊と交戦する最中のシーンで使用。原曲「果てしなき航海」は『新たなる』の為に録音された1曲であるが、使用されることなく『ヤマトⅢ』で使用された曲である。
「離れゆく想い」(DISC-2 Tr.15)は、イスカンダル星の自爆のあとデスラーの胸に身を委ね、消えゆくスターシャのシーンに使用された。スターシャとデスラーの“永遠の別離”を井上喜久子氏(スターシャ役)の名演と本楽曲が本編クライマックスへと繋ぐ、悲しくも美しい名シーンの演出効果を高めている。『ヤマト2199』の「碧水晶」と同じく『新たなる』ではイスカンダル側のメロディとなっている。
「迫り来る重核子爆弾」(DISC-2 Tr.16)は、次回作『ヤマトよ永遠に REBEL3199』へのプロローグ的位置付けとして挿入された自動惑星ゴルバ内部映像を確認する真田と新見のシーンに使用され、謎を深めたデザリアムへの戦慄と戦禍を予感させられる。
次に“オリジナルにはない新しい音楽”である新曲を紹介したい。
「DOMON」(DISC-1 Tr.13)は『ヤマト2205』のストーリー展開上重要な役割を果たしている土門竜介のテーマ曲。本編での使用は少なかったが、『「ヤマト2205」Amazonラジオ1』ではほぼ全編に渡って、本盤と同じ長さでBGMとして使用されている。
バリエーション曲として「DOMON (サスペンス)」(DISC-1 Tr.10)、「DOMON (さびしさ)」(DISC-1 Tr.14)があり『ヤマト2205』全編通して使用されている。
「デザリアム・ハンマー」(DISC-2 Tr.08)はイントロが“ゴルバのテーマ”からスタートし、新メロディに展開する曲。しかし“デザリアム・ハンマー”登場シーンでは使用されず第6話でゴルバに取り込まれた次元潜航艦二号艇に襲いかかる殲滅多脚戦車群が登場するシーンで使用されていた。
2022年2月10日に生配信された「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 後章-STASHA- 上映記念オンラインヤマトーク」内で、岡秀樹氏より選曲時に曲タイトルと本編使用が異なった楽曲があることに触れていたが、この「デザリアム・ハンマー」と思われる。
「サンクテル」(DISC-2 Tr.09)、「真実のイスカンダル」(DISC-2 Tr.10)は宮川彬良氏によって作曲された新たなイスカンダルのテーマ曲と言える『ヤマト2199』の「碧水晶」のバリエーション曲である。
「サンクテル」(DISC-2 Tr.09)は第3話でサンクテル開放を訴えるメルダを拒むユリーシャ、第6話でゴルバの超大型重力場収束式ベータ砲を制止した立体映像のスターシャなどのシーンに使用された。
また「真実のイスカンダル」(DISC-2 Tr.10)は第7話でスターシャが、デスラーと古代進にイスカンダル星とガミラス星の真実を語るシーンに使用され、印象深いシーンのひとつになっている。
なお、福井晴敏氏から『ヤマト2205』ではイスカンダルが物語の中心にあるため『ヤマト2199』の「碧水晶」のバリエーション曲を宮川彬良氏へ依頼したことを「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 後章-STASHA- 上映記念オンラインヤマトーク」内で明かされている。
「愛は今も光」(DISC-2 Tr.17)は、平原綾香氏が歌う『ヤマト2205』エンディング主題歌である。イベント上映『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 前章-TAKE OFF-』(※以降、『ヤマト2205前章』)ではエンディング主題歌として使用されているが、『ヤマト2205後章』では薮が家族と再会を果たすシーンに、前半は歌無しの状態から挿入された。『ヤマト2205』クライマックスの効果的な演出が施されている。残念ながら本盤には「愛は今も光」の歌無し(カラオケ)は収録されておらず、2022年2月現在シングル盤も発売されていない。宮川彬良氏作曲で平原綾香氏が歌うヤマトの主題歌は『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』(※以降、『星巡る方舟』)の「Great Harmony ~for yamato2199」に次ぎ2曲目となっている。『ヤマト2205後章』パンフレット内の福井晴敏と安田賢司監督との対談で、ラストで薮が家族と再会を果たすシーンに合わせる形で宮川彬良氏に前奏部分を依頼した旨が述べられている。
なお、「Great Harmony ~for yamato2199」は後奏に“大志”のメロディで曲が締めくくられていたが、「愛は今も光」では後奏に“宇宙戦艦ヤマト”のメロディが挿入されている。
最後にリメイクヤマトシリーズ初の試みである“オリジナル音源の使用”より。
『ヤマト2205』では「宇宙戦艦ヤマト」(DISC-1 Tr.04)・「ヤマト!!新たなる旅立ち」(DISC-1 Tr.12)・「別離」(DISC-2 Tr.11)の3曲は新規録音はされず、オリジナル音源を使用している。
「ヤマト!!新たなる旅立ち」(DISC-1 Tr.12)は『新たなる』と同じく新クルーの操艦でヤマトが飛び立つシーンに使用された挿入歌。本編内ではTVサイズとなっているが、本盤ではフルコーラスで収録されている。
本曲をオリジナル音源で使用したことについて、2021年11月2日開催された第2回『ヤマト2205前章』ヤマトーク付き上映会で、福井晴敏氏から「オリジナル音源を使うことで『ヤマト2205』本編の地球を飛び立つヤマトの発進シーンを観ながら『新たなる』を観ていた時間といま生きている時間の隙間を埋めて欲かったとの想いで使用した。」とのコメントがあった。
なお、 2022年2月11日よりスタートした『ヤマト2205後章』劇場上映版副音声コメンタリー内で桑島法子氏(森雪/ユリーシャ役)から音楽的に印象深いシーンの一曲として「ヤマト!!新たなる旅立ち」を挙げている。
「別離」(DISC-2 Tr.11)は第7話でのイスカンダルから移民船団が離脱するシーンに使用されており、特に『ヤマト2205』の名シーンの一つとなったスターシャとユリーシャの会話はシナリオ段階から、このシーンは「別離」の使用は決まっていたことに『ヤマト2205後章』パンフレット内で触れられている。原曲「別離」は『ヤマトⅢ』の第3~6話および8話以降の偶数話のエンディング曲として使用された。
作詞は和田順子(作詞)、山口洋子(補作詞)となっている。この曲の詞は1980年8月公開映画『ヤマトよ永遠に』の約2か月前の深夜ラジオ特番内で、曲タイトルは「ヤマトよ永遠に」の決め打ちで、西﨑義展プロデューサー自らの呼びかけがあり、8千通余りの寄稿された中の優秀作品の2曲のうちの1曲である。(もう一曲の優秀作品「ヤマトよ永遠に」は『ヤマトⅢ』の奇数話エンディング曲として使用された。)なお、ブックレットでは補作詞:山田洋子となっているが、正しくは山口洋子である。
2021年10月8日公開の『ヤマト2205前章』パンフレット内広告にて、発売日他、2枚組・予定収録楽曲数・価格・Ultimate High Quality CD仕様での販売予告が掲載された。2021年12月24日には『ヤマト2205』公式ホームページにて、麻宮騎亜氏が描き下ろした本盤のジャケットイラストが公開された。CD発売同日からmore他、iTunes、レコチョクにてデジタル配信され、ハイレゾもe-onkyo等で同時配信されている。
販売店舗限定として「ジャケットイラスト使用のA5サイズクリアファイル」が購入特典となっていた。余談であるが『ヤマト2205前章』パンフレット内広告では、収録曲数は全45曲となっていた。
『ヤマト2205』公式ページにて2022年2月4日に公開された“『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち』オリジナル・サウンドトラック発売記念!!平原綾香スペシャルインタビュー”では故平原まこと氏より「女神が優しく語りかけるような歌になったらいいね」とアドバイスを受けて臨んだレコーディングにまつわるエピソードや平原綾香氏のヤマト劇伴や作品に対しての想いが語られていることに加え、宮川彬良氏と平原綾香氏の堅い信頼関係が分かるので、ぜひ確認していただきたい。
2022年3月2日の『ヤマト2205後章』ヤマトーク付き上映会では第2話の訓練シーンの絵コンテ撮で楽曲(「若き翼たち (「コスモタイガー」より) 」(DISC-1 Tr.15))に併せた画作りの工程の紹介があったが、絵コンテ撮の制作段階では『新たなる』の「新コスモタイガー」と「若き大鷲達 」が使用されていた。
本編内未使用楽曲の「新たなる旅立ち (スロー)」(DISC-1 Tr.02)と「大戦争の幕開け」(DISC-2 Tr.14)は『「ヤマト2205」Amazonラジオ1』のBGMとして使用されている。
2021年6月27日に開催された『Osaka Shion Wind Orchestra 第137回定期演奏会』と2021年7月4日に開催された『シエナ・ウインド・オーケストラ 第51回定期演奏会』では“宇宙戦艦ヤマト祭り YAMATO&VILLAINS!”と題して、宮川彬良氏指揮のもと宇宙戦艦ヤマトの楽曲オンリープログラムで公演され、『新たなる』からは「自動惑星ゴルバ」「別離」が吹奏楽アレンジで演奏された。本演奏会では、宮川彬良氏のご息女である宮川知子氏がピアノ・シンセサイザー奏者として出演された。
本盤は『ヤマト2205』本編内の使用楽曲だけでなく未使用楽曲まで収録されており、ヤマト音楽ファンにとって嬉しい内容となっているが、ブックレットで吉田音響監督が触れられているように『ヤマト2205』の楽曲構成は『星巡る方舟』『ヤマト2202』の楽曲に追加する形で録音されているので、この機会に是非『星巡る方舟』『ヤマト2202』のサントラも手に取って頂き、音楽でも『ヤマト2205』の世界を楽しんで頂きたい。
パンフレットやヤマトークでも確認できるが『ヤマト2205』でもヤマト作品の“音楽”の位置付けを重要視されていることが分かるコメントが多く、オリジナルシリーズから続く“ヤマトらしい”作品作りは損なわれておらず、また未使用楽曲を舞台挨拶などで使用することなど、スタッフの多くがヤマト音楽ファンではないか?と感じる次第である。
また『ヤマト2205』は新旧楽曲の選曲で吉田音響監督の手腕が光った一作といえる。特に、本編クライマックスで使用された「真実のイスカンダル」(DISC-2 Tr.10)・「別離」(DISC-2 Tr.11)・「離れゆく想い」(DISC-2 Tr.15)・「愛は今も光」(DISC-2 Tr.17)は音楽の力が演出効果を抜群に高めているシーンであり、吉田音響監督をはじめとする『ヤマト2205』スタッフに賛辞を贈りたい。
『ヤマト2205』では『ヤマト2202』までのリメイクヤマトシリーズ同様にオリジナルヤマトシリーズの再演楽曲だけでなく、宮川彬良氏による新たなヤマト音楽が誕生しており、ヤマト音楽ファンの期待を裏切っていない。音楽構成も“オリジナル音楽の再録”と“オリジナルにはない新しい音楽”の括りに加え“オリジナル音源の使用”が追加され、リメイクシリーズのヤマト作品の音楽の厚みを増しており、ヤマト音楽の素晴らしさを再認識させられる作品となっている。
既に製作発表された次回作『ヤマトよ永遠に REBEL3199』はストーリー展開のみならず、音楽的にどのような展開を見せてくれるのか期待が高まるが、公開までは『YAMATO SOUND ALMANAC』シリーズの『ヤマトよ永遠に』以降の作品を再聴取し、次回作のサントラへの期待を膨らませたい。
○EX解説
本盤は『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち』(以下、『ヤマト2205』)で新たに収録された楽曲が1アルバムとしてまとめられた『ヤマト2205』音楽ファン必須のアルバムである。
上述の通り、『ヤマト2205』で使用された楽曲を鑑賞するとなると『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟 オリジナル・サウンドトラック』〈LACA-15492〉と『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち オリジナル・サウンドトラック vol.01』〈LACA-15686〉と『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち オリジナル・サウンドトラック vol.02』〈LACA-9667~8〉の3アルバムを揃える必要がある。(厳密にはもう2アルバムが必要)
『ヤマト2205』においてこれまでの作品の楽曲も使用されているが、これは本作によってより強い存在感を放った、或いは魅力が出たと言っても過言ではないほど印象深く、効果的に使用されている。これはオリジナルヤマトシリーズでも同様であったが、『ヤマト2205』では音楽を意識した絵作りがされている部分もあり、相乗効果として実に功を奏している。
そんなこれまでの作品の音楽の再発見をするのも1つの楽しみ方と言える。また本作の音楽はそれらを踏まえた新たな展開をも包括している為、『ヤマト2205』で初めてヤマトを知った方にも十分に楽しんで頂けると同時に、足りない音楽のピースを埋めるといった楽しみ方もできると思うのでぜひ興味が出たらまずはこれら3アルバムを手に取って頂きたい。『ヤマト2205』音楽のルーツも大いに感じられると共に、これまでの作品の音楽の素晴らしさにも気付いて頂けると思う。
さて、ルーツと言えばオリジナルヤマトシリーズからの音楽が多くあるのも事実であり、興味があれば
・「宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち 音楽集」(MT-02)
・「YAMATO SOUND ALMANAC『1979-Ⅱ 宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち BGM集』」(AL-05)
・「YAMATO SOUND ALMANAC『1981-Ⅱ 宇宙戦艦ヤマトⅢ BGM集 Part1』」(AL-07)
の3アルバムで『ヤマト2205』音楽のルーツを辿る事ができるので、40年以上も尚も繋いでいるヤマト音楽の魅力を感じていただければと思う。
最後ににしこさんより『ヤマト2205』舞台挨拶時の使用楽曲をまとめて頂いたので、ここに紹介する。
■2021年
09月23日『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 前章-TAKE OFF-』 完成披露舞台挨拶
「若者たちの敬礼」<登壇>
「昼の憩い」<フォトセッション>
「若き翼たち(「コスモタイガー」より)」<告知宣伝・退場>
10月09日『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 前章-TAKE OFF-』上映記念舞台挨拶
【午前回】
「援軍到着」<登壇>
「DOMON」<告知宣伝>
「新たなる旅立ち (スロー)」<退場>
【午後回】
「若者たちの敬礼」<登壇>
「昼の憩い」<フォトセッション>
「最後の希望(再録音)」<退場>
10月28日『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 前章-TAKE OFF-』ヤマトーク付き上映会
「若き翼たち(「コスモタイガー」より)」<登壇>
「愛は今も光」<退場>
11月02日『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 前章-TAKE OFF-』ヤマトーク付き上映会
「ゴルバ、その姿」<登壇>
「愛は今も光」<退場>
■2022年
01月19日『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 後章-STASHA-』完成披露舞台挨拶
「若者たちの敬礼」<登壇>
「昼の憩い」<フォトセッション>
「若き翼たち(「コスモタイガー」より)」<告知宣伝・退場>
02月05日『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 後章-STASHA-』上映記念舞台挨拶
【午前回】
「愛のある日々」<登壇>
「愛は今も光」<退場>
【午後回】
「若者たちの敬礼」<登壇>
「愛のある日々」<フォトセッション>
「最後の希望(再録音)」<退場>
03月02日『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 後章-STASHA-』ヤマトーク付き上映会
「DOMON」<登壇>
「愛は今も光」<退場>
○メディア/発売日/型番
CD 2022年02月04日(LACA-9870~1)
配信 2022年02月04日(LACA-9870~1) ※Incomplete Version
配信 2022年02月04日(LZC-2125) ※ハイレゾ(Incomplete Version)
【DISC-1】
Tr. | 曲タイトル | タイム |
---|---|---|
01 | 最後の希望(再録音) | 01′42″ |
02 | 新たなる旅立ち(スロー) | 01′36″ |
03 | デスラーの抱える苦悩 | 01′04″ |
04 | 宇宙戦艦ヤマト/【宇宙戦艦ヤマト≪(Remix Version)≫】 | 01′30″ |
05 | ボラー(サスペンス) | 04′00″ |
06 | 愛のある日々 | 02′30″ |
07 | 瞑想~愛とともに | 01′44″ |
08 | 昼の憩い | 02′06″ |
09 | 若者たちの敬礼 | 01′24″ |
10 | DOMON(サスペンス) | 01′05″ |
11 | デスラーを支える愛 | 01′15″ |
12 | ヤマト!!新たなる旅立ち/【ヤマト!!新たなる旅立ち≪(ささきいさお コーラス:フィーリング・フリー)≫】 | 03′51″ |
13 | DOMON | 02′19″ |
14 | DOMON(さびしさ) | 01′24″ |
15 | 若き翼たち(「コスモタイガー」より) | 03′40″ |
16 | ゴルバの影 | 01′00″ |
17 | 孤独 | 01′14″ |
18 | ゴルバ、その姿 | 04′30″ |
19 | 続く緊張感 | 01′08″ |
20 | 援軍到着 | 01′28″ |
21 | 未来への戦い/【未来への戦い≪(2205 Version)≫】 | 01′47″ |
(Total: 42′17")
※【】内は「使用楽曲リスト」等での曲タイトル、≪≫内はサイトオリジナル補記の曲タイトル
【DISC-2】
Tr. | 曲タイトル | タイム |
---|---|---|
01 | 悲しみの大海原 | 01′53″ |
02 | 離れゆく想い(ピアノ・ソロ) | 01′16″ |
03 | ゴルバ、その姿(哀しみ) | 01′05″ |
04 | ゴルバ、その姿(不気味) | 01′16″ |
05 | 重々しく、ヤマトが行く | 01′27″ |
06 | ヤマト瞑想曲 | 01′27″ |
07 | 放浪するイスカンダル | 02′09″ |
08 | デザリアム・ハンマー | 03′13″ |
09 | サンクテル | 03′21″ |
10 | 真実のイスカンダル | 03′25″ |
11 | 別離/【別離≪(堀江美都子)≫】 | 03′05″ |
12 | スターシャ | 01′56″ |
13 | ガミラス艦隊の戦い | 02′04″ |
14 | 大戦争の幕開け | 03′05″ |
15 | 離れゆく想い | 04′08″ |
16 | 迫り来る重核子爆弾 | 02′27″ |
17 | 愛は今も光/【愛は今も光≪(平原綾香)≫】 | 04′44″ |
18 | 放浪するイスカンダル(オーボエ・ソロ) | 02′14″ |
19 | 離れゆく想い(ヴァイオリン・ソロ) | 01′19″ |
(Total: 45′34")
※【】内は「使用楽曲リスト」等での曲タイトル、≪≫内はサイトオリジナル補記の曲タイトル
主題歌/挿入歌類
企画盤
●「概況と解説」担当:
にしこ(OS-15-16)
●「EX解説」担当:
福科考∞譜観(OS-15-16[協力:にしこ])
(敬称略)